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日々のニュースをただの大学院生が振り返ります。

10/17 中東の歴史③ 〜世界平和はあり得るのか〜

昨日、一昨日と中東の混乱の歴史を振り返りましたが、今日は振り返って思った感想を述べたいと思います。

まずは、中東での問題はかなり複雑であるなと感じました。そして、中東を利用しようとしているアメリカ、ロシア、イギリス、フランスなどの列強国にも大きな責任があると感じました。彼らが、中東を一時期支配したのにも関わらず、好きなだけ利権争いをして中東を自立や豊かにするの方向に導かなかったのは残念だなと思います。

 

僕が一時期、zozoの前澤さんに影響されて世界平和は努力すればいつかは達成されるのではないかと考えていたことがありますが、やはりそれは無理だなと今回ブログを書いてても感じました。

なぜかというと、世界には国家や民族といったアイデンティティを持った集団があり生活をしています。そして生きていくためには食料やエネルギーといった資源が必ず必要になります。しかし、その資源は有限です。かく集団に均等に分けることはできません。どこかが豊かになれば、そこを羨ましく思い不公平に感じるのが人間というものです。不公平への不満が最大限に達すれば戦争や争いが生まれてしまいます。

このように考えれば、世界平和が実現するのは到底不可能だということはわかると思います。世の中にコストがない豊かさなどはあり得ません。

 

僕がこのような考えになった理由としてウォーキング・デッドの世界観があります。

僕はシーズン9まで見たのですが、今の状態はアレクサンドリア、王国、ヒルトップという3つの集団がメインに存在して、他の外部の集団が脅威となって襲ってくるという構図になっています。僕はウォーキング・デッドにおけるゾンビを現実世界の海であると捉えます。これは集団をいくつかに分ける役割を果たしていると考えます。一方でアレキサンドリアなどの集団は陸で生活をするアイデンティティーを持った国々であると捉えられます。このように考えるとウォーキングデッドの世界観は私たちの世界の縮図であると思いました。

その上で世界平和を考えると、主人公のリックやその息子カールはこの世界平和を信じて生きていました。しかしウォーキング・デッド内では争いはなくなることはないのです。これは先ほども述べたように我々は人間という不完全な生き物であり、世界には限られた資源しかないから争いが生まれるのです。

 

世界平和は難しいと先ほど言いましたが、世界平和になるように努力する義務は私たちにはあると考えます。世界の不平等はなくらなくても並べく少なくする方が良いに決まっています。それは国の法律や規制によってできることもあるし、私たちの行動次第でできることもあると思います。

日本という恵まれた環境に生まれた僕は少しでも世の中に還元する必要があると考えています。還元する方法はたくさんあって、仕事を通してもそうだし、募金をしたり、家族や身の回りの人を幸せにするのも一つの方法だと思います。

僕自身は今はバイトしか働いてないし、お金もないので大きなことはできないけど身の回りの人を大切にしたり、勉強して世の中の色々な知識や情報を手に入れてこうやってブログで共有したり、たまにコンビニで募金したりと学生のうちは世の中に貢献する準備をしっかりやっておこうと考えています。

 

皆さんはどのように豊かさを世の中に還元していますか?